こんにちは。
こはくデンタルクリニック 院長小林です。
近頃メディアなどで、歯周病と全身疾患の関連が盛んに言われていますね。
糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎、低出産・早産などとの関連は、
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔保健学分野 教授山崎和久先生によると、
歯周病の患者さんは、お口の細菌を飲み込むことで、
腸内細菌叢(腸内フローラ)の構成に悪影響を与えているのではないか、
という発表をされています。
歯周病患者 毎日細菌1種類につき100億個(!)の細菌を唾液とともに飲み込む
↓
かなりの量の細菌が生きたまま腸まで届く
↓
腸内細菌叢(腸内フローラ)の構成が崩れ悪玉菌が増殖
↓
腸のバリア機能が低下、内臓に障害を与え、
代謝性疾患や自己免疫疾患などのリスクを上げる
ご自分の健康に気を付けていらっしゃる方は、
すでにお口の中をきれいに保つことを意識しているかも知れません。
腸フローラが悪いと太りやすい・・・なんてことも一部では言われているので、
美意識の高い方、体型を気にされている方も、
歯周病治療を行い、お口の中をきれいに保ち腸内フローラを整えましょう!